高橋拓矢先生の論文がJ Dermatol.に掲載されました。
高橋拓矢先生の論文がJ Dermatol.に掲載されました。
IL-17 Signaling Inhibitors in Localized Scleroderma: A Single-Center Case Series of Nine Patients
Takuya Takahashi, Takehiro Takahashi, Yuichiro Segawa, Kenta Oka, Toshiya Takahashi, Yoshihide Asano
J Dermatol. 2026: 1–6, https://doi.org/10.1111/1346-8138.70390.
論文URL:https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/1346-8138.70390
筆頭著者コメント:
本論文では、皮膚や皮下組織が硬くなる病気「モルフェア(限局性強皮症)」に対して、IL-17という炎症に関わる分子の働きを抑える治療薬 (セクキヌマブ、ブロダルマブ、イキセキズマブ) を使用した9例を報告しました。これらの薬剤は主に乾癬などに用いられていますが、従来の治療で十分な効果が得られない患者さんや、難治性が予想される患者さんに使用しました。その結果、5例で改善、2例で病状の安定化がみられ、特に赤みなどの炎症所見が目立つ病変では比較的早期に改善する例が認められました。今回の報告だけで有効性を結論づけることはできませんが、IL-17を標的とした治療が、既存治療で十分な効果が得られないモルフェアの一部に対する新たな選択肢となる可能性を示す結果と考えています。
心よりお祝い申し上げます。