山本惇先生の論文がJ Dermatol.に掲載されました。
山本惇先生の論文がJ Dermatol.に掲載されました。心よりお祝い申し上げます。
Yamamoto J, Fujimura T, Asano Y. Streptococcus-Associated Erythema Multiforme Major With Acute Generalized Pustular Bacterid-Like Subcorneal Pustulation. J Dermatol. 2026.
https://doi.org/10.1111/1346-8138.70459
筆頭著者コメント:
溶連菌感染症を契機に発症し、病理組織学的に角層下膿疱を伴った多形滲出性紅斑(erythema multiforme:EM)の症例を経験しました。
過去の文献を渉猟したところ、角層下膿疱を伴うEMでは、マイコプラズマ感染症などの先行感染を背景とする症例が比較的多いことが分かりました。そこで本症例では、免疫組織化学的所見も含め、その発症機序について考察しました。
EMはStevens-Johnson症候群などとの鑑別を目的に皮膚生検が行われることも少なくありません。その際、病理組織学的に角層下膿疱を認めた場合には、薬剤のみならず、先行感染が原因となっている可能性も念頭に置くことが重要と考え、本症例を報告しました。
本報告が日常診療における診断や原因検索の一助となり、多くの先生方にお読みいただけましたら幸いです。