山本惇先生の論文がCase Reports in Dermatologyに掲載されました。
当科山本惇先生の論文がCase Reports in Dermatologyに掲載されました。
心よりお祝い申し上げます。
筆頭著者コメント: シクロフォスファミドによる色素沈着型薬疹のcase reportです。皮疹の分布が、下肢に限局し、過角化した皮膚が皮垢にも見えるので、医局内カンファレンスでは、アカツキ病では?とご指摘頂きました。結局、再投与試験で、色素沈着型薬疹と診断しました。色素沈着型薬疹といえば、被疑薬としてミノサイクリンが有名です。他剤でも、同型の薬疹報告があることを再認識させられた、思い出深い症例です。Publish頂けるまで1年以上を要し、論文を世に出版する難しさを感じました。
Yamamoto J, Fujimura T, Asano Y. Atypical Bilateral Hyperpigmented Macules on the Lower Legs
Possibly due to Cyclophosphamide. Case Rep Dermatol. 2025 Jan-Dec;17(1):14-18.
https://doi.org/10.1159/000543124