石塚友記子先生の論文がActa Dermato-Venereologicaに掲載されました。
石塚友記子先生の論文がActa Dermato-Venereologicaに掲載されました。心よりお祝い申し上げます。
筆頭著者コメント:
抗セントロメア抗体陽性の全身性強皮症に合併したびまん浸潤型皮膚サルコイドーシスの1例を報告しました。
サルコイドーシスはTh1免疫応答により引き起こされますが、全身性強皮症の初期と活動期はTh2免疫応答により引き起こされます。両者の合併例ではいずれの病勢も軽いことが多く、Th1/Th2パラダイムを反映しているとされています。自験例の臨床像はTh1/Th2パラダイムを反映しており、免疫応答のバランスがそれぞれの病勢に深く関与していると考えました。
Ishizuka Y, Takahashi T, Asano Y. Erythematous Plaques on the Dorsum of both Hands and Forearm: A Quiz. Acta Derm Venereol. 2024 Dec 2;104:adv42229. doi: 10.2340/actadv.v104.42229. PMID: 39623770; PMCID: PMC11629537.
https://medicaljournalssweden.se/actadv/article/view/42229