千葉倫子先生の論文がAmerican Journal of Dermatopathologyに掲載されました。

論文

2025.04.02

心よりお祝い申し上げます。

筆頭著者コメント：

皮膚線維腫が先行したanetoderma（皮膚萎縮症）の1例について報告しました。

これまで梅毒やサルコイドーシス、結核等に続発して生じたanetodermaについての報告はありますが、皮膚線維腫を先行病変とする症例報告はありません。皮膚線維腫がanetodermaを引き起こすメカニズムについては未だ不明ですが、本症例は妊娠中に生じており、妊娠との関連性についても示唆されました。

論文pubmedデータ：

Chiba-Segawa T, Takahashi T, Amagai M, Segawa Y, Yamazaki E, Yoshida-Akai S, Tsuchiyama K, Fujimura T, Yamasaki K, Aiba S, Asano Y. A Case of Secondary Anetoderma Following Dermatofibroma. Am J Dermatopathol. 2025 Apr 2. doi: 10.1097/DAD.0000000000002957. Epub ahead of print. PMID: 40172050.

論文URL: https://journals.lww.com/amjdermatopathology/fulltext/9900/a_case_of_secondary_anetoderma_following.522.aspx