瀬川雄一朗先生の論文がJournal of Dermatologyに掲載されました。

瀬川雄一朗先生の論文がJournal of Dermatologyに掲載されました。心よりお祝い申し上げます。

筆頭著者コメント：

鼻部の皮膚欠損の再建には、その解剖的な複雑さから皮弁形成術を要することが多いですが、高い技術と熟練度が要求されます。一方、全層植皮術は、カラーミスマッチや瘢痕拘縮による鼻部の変形など整容的な問題が伴います。今回報告したmodified dermis graftは、尊敬する遠野久幸先生が考案された手術法です。この方法は皮弁形成術と比較して圧倒的に簡便であり、更に標準的な全層植皮術に比べ、審美的・機能的に優れており、鼻部再建に有用な手法です。

論文pubmedデータ：

Case series of modified dermis graft for skin defects of the nasal region

Yuichiro Segawa, Hisayuki Tono, Hiromu Chiba, Yota Sato, Yoshihide Asano

J Dermatol. 2022; 49: 1330–1333. DOI: 10.1111/1346-8138.16544

論文URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35962474/