高橋拓矢先生の論文がInternational Journal of Rheumatic Diseasesに掲載されました。

高橋拓矢先生の論文がInternational Journal of Rheumatic Diseasesに掲載されました。心よりお祝い申し上げます。

筆頭著者コメント：

全身性強皮症（SSc）に合併したnodular scleroderma (NS）に対し、IL-6受容体抗体であるトシリズマブが奏効した症例の報告です。NSは一般に治療抵抗性であることが多いものの、本症例ではSScおよびNSのいずれの皮膚病変にも改善が認められました。この結果から、IL-6はSScのみならずNSの病態にも中心的な役割を果たしている可能性が示唆され、IL-6シグナルの遮断がNSに対する有望な治療選択肢となることが示されました。

論文pubmedデータ：

Case report: Nodular scleroderma successfully treated with tocilizumab

Takuya Takahashi, Takehiro Takahashi, Mai Ueki, Hitoshi Terui, Yuichiro Segawa, Tetsuya Ikawa, Toshiya Takahashi, Yumi Kambayashi, Yoshihide Asano.

Int J Rheum Dis. 2024 May;27(5):e15200. doi: 10.1111/1756-185X.15200.

論文URL: https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/1756-185X.15200