山本惇先生の論文がSkin Health and Diseaseに掲載されました。

論文

2023.02.12

心よりお祝い申し上げます。

筆頭著者コメント：

ベキサロテンは、光線療法抵抗性の早期CTCL患者に対する治療選択肢の一つとして使用されます。当科で経験した、ベキサロテンを投与したCTCL患者28例を集積し、後方視的に調査した結果、腫瘍浸潤リンパ球におけるCD25の発現割合は、ベキサロテンの有効性を予測するバイオマーカーになりうる可能性が示唆されました。本報告が、CTCLに対してベキサロテンを投与する際の判断材料になることを願っています。

論文pubmedデータ：

Yamamoto J, Ohuchi K, Amagai R, Roh Y, Endo J, Chiba H, Tamabuchi E, Kambayashi Y, Hashimoto A, Asano Y, Fujimura T.. CD25 expression could be a prognostic marker of bexarotene monotherapy for cutaneous T-cell lymphomas. Skin Health Dis. 2023; 3(3): e222. 20230212. doi: 10.1002/ski2.222

論文URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37275413/