大内謙太郎先生の論文がCase Reports in Oncologyに掲載されました。

大内謙太郎先生の論文がCase Reports in Oncologyに掲載されました。

心よりお祝い申し上げます。

筆頭著者コメント：

肝転移を伴う進行性悪性黒色腫患者における、制御性T細胞の誘導とエフェクター細胞の枯渇による免疫療法に対する反応性に着目しました。腫瘍関連マクロファージは、悪性黒色腫において活性化抗原特異的CD8 + T細胞のアポトーシスを誘導し、免疫チェックポイント阻害剤に対する耐性を誘導し、様々なケモカインを産生します。本研究では、血清CCL22値の上昇が、悪性黒色腫患者における肝転移のバイオマーカーとなる可能性を示しました。免疫チェックポイント阻害薬の有効性の予測に有用であると考えております。

論文PubMedデータ：

Serum CCL22 increased in advanced melanoma patients with liver metastase: report of 5 cases.

Ohuchi K, Amagai R, Kambayashi Y, Asano Y, Fujimura T. Case Rep Oncol. 2022 Dec 27;15(3):1114-1120. doi: 10.1159/000528328. eCollection 2022 Sep-Dec. PMID: 36605221

論文URL：https://doi.org/10.1159/000528328