入間田萌花先生の論文がJournal of Dermatologyに掲載されました。
入間田萌花先生の論文が Journal of Dermatologyに掲載されました。
心よりお祝い申し上げます。
筆頭著者コメント:
重症円形脱毛症に対するJAK阻害薬治療は、他の皮膚疾患に比べて効果発現が遅く、かつ予測困難であることが課題です。今回、2年間にわたりバリシチニブを継続投与した症例を後ろ向きに解析し、初期に眉毛・まつ毛の再生が見られた症例では、後に頭髪の発毛も得られる可能性が高いことを示しました。
今後は、難治例の背景因子を詳細に解析し、より効果的な介入戦略の確立を目指していきます。円形脱毛症で悩む多くの患者さんに少しでも希望を届けられるよう、引き続き臨床と研究を重ねてまいります。
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/1346-8138.17829