瀨川雄一朗先生の論文がExp Dermatolに掲載されました。
瀨川雄一朗先生の論文がExp Dermatolに掲載されました。心よりお祝い申し上げます。
筆頭著者コメント:
当院においてトシリズマブによる治療を受けた全身性強皮症(systemic sclerosis; SSc)患者を対象に、爪郭部毛細血管所見および血管新生関連因子の経時的変化を後方視的に解析しました。その結果、トシリズマブ投与により毛細血管密度の有意な増加が認められ、これらの変化が肺機能の改善と強く相関することが明らかとなりました。さらに、VEGF-A、HGF、PECAM-1などの血管新生関連因子も治療に伴い変動し、血管障害および肺機能と密接に関連する可能性が示唆されました。本研究は、IL-6シグナル遮断がSScにおける血管異常や血管新生因子プロファイルの変化と関連し、さらにSScに伴う間質性肺疾患の病態に深く関与する可能性を示唆するものです。
論文pubmedデータ:
Analysis of the Dynamics of Clinical Parameters and Serum Angiogenic Factors in Systemic Sclerosis Patients Undergoing Tocilizumab Treatment
Yuichiro Segawa, Takehiro Takahashi, Takuya Takahashi, Kenta Oka, Yumi Kambayashi, Toshiya Takahashi, Yoshihide Asano
Exp Dermatol. 2026 Feb;35(2): e70220. DOI: 10.1111/exd.70220
論文URL:
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41664492/